結婚相談所の婚活で“自己肯定感の低さ”が交際に与える影響とは?

婚活テクニック

1. はじめに

結婚相談所で活動している会員様からよくいただくご相談の一つに、
「お相手は優しいし真面目なのに、関係が安定しない」
「こちらは好意を持っているのに、相手の温度感が読めない」
というお悩みがあります。

実はその背景には、お相手の “自己肯定感の低さ” が深く関係していることがあります。

一見、とても丁寧で優しく、誠実に見える。
でも交際が進むにつれて、急に不安定になってしまう──。

自己肯定感が低い方との交際は、婚活という限られた期間の中では特に難しさが出やすく、悩まれる会員様も多いテーマです。

この記事では、
・自己肯定感が低い人の特徴
・婚活で不安定な関係になりやすい理由
・相談所での見極め方
・改善の余地がある人の見方

を詳しく解説していきます。

結婚相手選びにおいて、相性だけでなく「心の安定性」は大切なポイントです。ぜひ参考にしてください。


2. 自己肯定感が低い人とは?

まず、自己肯定感が低いとはどういう状態なのでしょうか。

● 自分の価値を過小評価してしまう

「どうせ自分なんて…」
「選ばれるわけがない」
と無意識に自分を低く見積もります。

● 人から褒められても素直に受け取れない

好意を向けられても、
「社交辞令だよね?」
「本気じゃないのでは?」
と疑いやすい。

● 不安が強く、人間関係に慎重

失敗したくないという気持ちが強いため、関係を深めることにブレーキをかけてしまうことも。

● 婚活では「自分に自信がない」が壁になる

プロフィールやスペックに問題がなくても、
“自分で自分を認められない”ことで、行動が消極的になりがちです。

自己肯定感の低さは性格というより「心のクセ」。
改善は十分可能ですが、婚活ではこのクセが関係の不安定さに繋がることがあります。

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3. 結婚相談所で起きやすい“自己肯定感の低い相手”とのトラブル例

① マイナス思考が強く、やり取りが続きにくい

LINEの返信が遅い・続かない理由は「迷惑をかけたくない」という不安から。
本当はあなたに興味があるのに、
「返信したら迷惑かな」
「自分なんかから誘っていいのだろうか」
と考えすぎてしまうことも。

② 仮交際で急に距離ができる

最初は前向きだったのに、数回会った後に雰囲気が変わる人がいます。
これは、
「このまま関係が進んだら傷つくかもしれない」
という不安から自分を守ろうとするため。

温度差のように感じられ、あなた側が戸惑いやすいポイントです。

③ 好意を信じられず、安心感が育ちにくい

あなたが好意を示しても、
「本気じゃないのでは」
「いつか嫌われるのでは」
と疑いやすいので、良い関係なのに気持ちがすれ違いがちに。

④ 決断が苦手で、交際が前に進まない

真剣交際や成婚に向けた局面で不安が強くなり、
「本当に自分でいいのだろうか…」
と迷い、前に進みづらくなるケースも多いです。


4. なぜ不安定な関係になりやすいのか(根本の理由)

✔ 理由1:不安が強く、相手の気持ちを素直に受け取れない

相手の言葉より、自分の不安が優先されてしまいます。
「きっと嫌われる」
「気を遣われているだけ」
と解釈しやすく、関係が停滞しがち。

✔ 理由2:本音が言えず、誤解が生まれやすい

嫌われたくない気持ちが強すぎて、
・断れない
・思ってもない返事をする
・急に距離を置く
など極端な行動につながることがあります。

✔ 理由3:自己評価が低いと“関係を育てる力”が弱い

結婚には、相手を信じて前へ進む力が必要です。
自己肯定感が低いと、
「不安を抱えたまま交際する状態」が続き、安定しにくくなります。


5. お相手を見極めるポイント

お相手が自己肯定感が低いタイプかどうかは、以下で判断できます。

● 褒め言葉を強く否定しないか

「いえいえ、そんなことないです!」と毎回返す場合、自己評価が低め。

● ちょっとした出来事で深く落ち込むことが多い

返信が遅れた → 「嫌われたと思いました」
など、極端な解釈が多い場合は注意。

● 決断に極端に時間がかかる

真剣交際の話題に触れた瞬間に不安が増すなど。

● 相談所での活動に主体性があるか

アドバイスを受けて行動できる人は改善の余地がありますが、
「どうせ自分なんて…」と動けないタイプは交際維持が難しくなりがちです。


6. 自己肯定感が低い相手と交際を続けるか判断する基準

① あなたばかりが“支える側”になっていないか

相手の不安にいつも振り回されている場合、あなたの心が疲弊します。

② 話し合いができるか

自己肯定感が低くても、
・不安を言葉で伝えられる
・改善しようと努力する
人なら関係は育ちます。

しかし、
・黙り込む
・突然距離を置く
・相談所へ報連相ができない
といったタイプは関係維持が難しい場合があります。

③ 安定した結婚生活をイメージできるか

「優しい」だけは結婚の条件にはなりません。
精神的な安定は、結婚生活において一番欠かせない要素です。


7. 改善の余地がある人の特徴

自己肯定感が低くても、以下の特徴がある人は関係が育ちやすいです。

● あなたの気持ちを受け取ろうと努力する

最初はぎこちなくても変わろうとする姿勢は大きな長所。

● 不安を自覚し、誠実に向き合おうとする

「自分は心配性なところがあるけれど、克服したい」という発言がある。

● カウンセラーのアドバイスを取り入れられる

相談所ならではの強みであり、改善のスピードも早いです。

● 出会いの過程で少しずつ行動が変わっていく

返信が早くなる
自分から誘えるようになる
デート中に笑顔が増える
こういった小さな変化がある人は伸びしろが大きいです。


8. 最後に:相談所だからこそ見える本質を大切に

自己肯定感が低い方は、一見すると控えめで優しく、人当たりも良い印象を持たれやすいです。
しかし結婚相手として考えたとき、
「一緒にいて安心できる関係が作れるか」
が最も大切です。

もし交際中に「少し不安定かも?」と感じたなら、
あなた一人で抱え込まず、担当カウンセラーに相談してください。
客観的な視点から、相手の傾向や関係のバランスをお伝えできます。

結婚は「安心できるパートナー選び」。
自己肯定感は改善できるものだからこそ、
一時の優しさより “将来を共にしていける安定性” を見極めていきましょう。

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